【2023最新】ベイトリール向けライン選びとおすすめライン12選!ラインの巻き方も解説!

「ベイトリールに巻くラインは、スピニングリールと同じに考えると100%失敗します!」

ベイトリールを買ったら次はライン選びですが、どういう基準で選べばいいか分からないと思います。

このページではベイトリールに巻くラインについて、以下のお悩みを解決します!

ベイトリールに巻くラインで後悔しないように、ぜひこのページの情報を参考にしてください!

目次

ラインの種類と特徴

ベイトリールに巻くラインはナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインの3種類があります。

ラインを選ぶ時に、それぞれのラインの特徴は必ず知っておく必要があるので、しっかりと解説していきます。

ナイロンラインの特徴

ナイロンラインはポリアミドという素材から作られており、伸縮性が高く価格が安い特徴を持ったラインです。

ナイロン100%ラインの比重は1.14であり、水にゆっくりと沈んでいきます。

高い引張強度と伸縮性によって、ラインが折れにくい、高切れや魚の口切れがしにくいメリットがあります。

デメリットは傷がつきやすく、紫外線や水による劣化が早いため、ラインの交換頻度が高くなる、感度が低いという点があります。

現在は、ナイロンラインの周りにフロロコーティングしたことで、デメリットが少なくなったラインも発売されています。

フロロカーボンラインの特徴

フロロカーボンラインはポリフッ化ビリニデンという素材から作られており、固く劣化が少ない特徴を持ったラインです。

フロロ100%ラインの比重は1.78であり、水に早く沈んでいきます。

傷や根ズレに強く、紫外線や水などによる劣化が少ないため、ナイロンラインよりも長く使えるメリットがあります。

デメリットは素材が固いためラインが折れやすく、糸グセが付きやすいデメリットがあります。

また、あまり太いラインになるとハリが強すぎるため、ベイトリールのメインラインに向かないデメリットもあります。

PEラインの特徴

PEラインはポリエチレンという素材で作られており、非常に引張強度が高く、伸縮性はなく軽いという特徴を持ったラインです。

PEラインは作り方によって比重は変わりますが、ほとんどの製品が0.98であり水に浮きます。

引張強度が高いためラインを細くでき、高い感度で遠くのアタリも感じやすいというメリットがあります。

PEラインは紫外線や水によって劣化することがないため、傷や熱による劣化がなければ長く使えるメリットもあります。

デメリットはリーダーが必要になること、ラインが絡みやすいのでトラブルが起きやすく、ダメージが目で見て分からないことがあり、急な高切れも起きることがあります。

ベイトリールに巻くラインの種類の選び方は?

ここからはそれぞれの種類のラインをどういった基準や視点で選べばいいかを、ベイトリールの特性と合わせて解説していきます。

ナイロンラインは色々な釣りにも初心者にもおすすめ

ナイロンラインは安くて糸グセも付きにくく、バックラッシュしても高切れしにくいため、ベイトリールと相性のいいラインです。

特にベイトリール初心者には、ライントラブルで釣りにならなくなることが少ないのでおすすめです。

その他にも、適度なハリでラインの太さを問わず使いやすいため、バスやビッグベイトゲームにもおすすめです。

ただし、ベイトフィネスリールの場合は、ナイロンラインの締め付けでスプールが変形するリスクがあるため、使わないようにしましょう。

フロロカーボンラインは根ズレする場所でおすすめ

フロロカーボンラインはハリが強く固いので、障害物周りでの釣りや、藻や水草やごみを切りながら釣りをすることができます。

そういった釣りをしてもラインにゴミが絡みにくく、風が強い日でもラインがふくらまないメリットがあります。

バスや雷魚といった淡水での釣りや、風の強い日のロックフィッシュゲームやチニングなどにもおすすめです。

PEラインは遠投が前提のソルトや軽量ルアー 使用時、オフショアにおすすめ

PEラインは細く強いため、スプールに多くラインが巻けるメリットがあり、遠投やオフショアでのジギングにおすすめできるラインです。

また、ラインを太くすることで大型の魚に対応したり、根ズレに強くすることもできます。

PEラインは軽いため、スプール重量を下げることができ、軽量ルアーのキャストを快適にする効果もあります。

そのため、より軽いルアーをキャストしたい、ベイトフィネスリールに巻く人が増えています。

ですが、ライントラブルが多いラインであり、バックラッシュや高切れが起きやすいデメリットがあります。

遠投したいけど、遠投に慣れていないうちはナイロンラインで遠投の練習をしてからPEラインを使うことをおすすめします。

【番外編】ベイトリールにエステルラインはどう?

結論から言うと、ベイトリールとエステルラインの相性は非常に悪いです。

エステルラインとは、ポリエステルという素材で作られた、比較的新しいラインです。

ナイロンやフロロより引張強度が高く、PEラインより風に強いので、主にアジングのメインラインで使われています。

エステルラインは伸びないため、リールのドラグ性能に頼った釣りが必要ですが、ベイトリールはドラグ性能が低いため、簡単に切れてしまいます。

また、バックラッシュしたらほぼ高切れするため、釣りにならないと感じるようになってしまいます。

以上の点からベイトリールにエステルラインは巻かないことをおすすめします。

ベイトリールに巻くラインの太さは?

キャスティングをする場合、ベイトリールにはスピニングリールよりも2~3倍ほど太いラインを巻くことをおすすめします。

その理由は、ラインを太くするほどライントラブルが起きにくく、バックラッシュからの高切れを防ぐためです。

ラインを太くすると使いにくくなると思うかもしれませんが、ベイトリールはラインの太さで使用感はあまり変わらず、むしろ太い方がトラブルレスになり、気を使わない分やりやすくなります。

そのため、最初はできるだけ太いラインから初めて、少しづつ細くしていくことをおすすめします。

具体的にはベイトフィネスリールはフロロカーボンの場合は8lb、PEラインであれば1号から始めることをおすすめします。

それ以外のベイトリールは、リールのスペック表に書かれている一番太いlb数のライン、PEラインであれば最低3号以上の太さがおすすめです。

タトゥーラTW300などの大型のベイトリールの場合はナイロン25~30lb、PEラインは5号から始めることをおすすめします。

ベイトリールに巻くラインの長さは?

ベイトリールに巻くラインの量は、多く巻くほど飛距離が出て、少なくするほどトラブルレスにすることができます。

遠投する場合はスプールにラインをフルに巻けば、ベイトリールの遠投性能を活かすことができます。

ベイトリールに慣れていない場合や、遠投をしないのであれば8割ほどのラインを巻くことをおすすめします。

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ベイトリール初心者におすすめなラインセッティングまとめ

ベイトリール初心者には、一番にライントラブルが起きにくいセッティングにすることをおすすめします。

ベイトフィネスリールの場合はフロロカーボンを、それ以外のベイトリールの場合はナイロンラインがおすすめです。

ラインの太さはリールのカタログスペックに書かれている一番太いラインから始めましょう。

また、ラインの長さはフルに巻かず、8割程度をスプールに巻くことをおすすめします。

このラインセッティングにすることで、ライントラブルはかなり減りますので、ぜひこのセッティングから始めてみてください!

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ベイトリールおすすめライン12選

おすすめナイロンライン3選

それでは早速おすすめのナイロンラインを3選紹介します。

それぞれ特徴を持ったラインなので、自分の気に入ったラインを使ってみてください”

DAIWA ジャストロン

ジャストロンはDAIWAのナイロンラインであり、500mと1000mという大容量が特徴のラインです。

もちろん並行巻きで巻かれているため、品質もしっかりしています。

ライン自体は一般的なナイロンラインとなっているので、安くて使えるナイロンラインが欲しい人におすすめです。

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DUEL CN500 CARBONYLON 500m

CN500はフロロコーティングをした特殊なナイロンラインです。

フロロコーティングにより傷や紫外線に強くなり、吸水率も下がったことで普通のナイロンラインより長持ちします。

使用感はナイロンラインより少しハリが強く、ルアー操作がしやすい反面、伸びが少なくなったためショック吸収率は落ちています。

傷に強いナイロンラインが大容量でほしい!という人におすすめの商品です。

SUNLINE バススペシャル Version 4.0

バススペシャル Version 4.0はその名の通り、バスにおすすめのナイロンラインとなっています。

特徴としてはソフトな質感になっており、ライントラブル減少に効果がある点と、紫外線による劣化を抑える加工がされています。

また、色も深い緑色となっており、特に水草の多い場所でのカモフラージュ率が高いラインとなっています。

バスメインでのラインが欲しいという人にかなりおすすめのラインとなっています。

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おすすめフロロカーボンライン3選

ここからはおすすめのフロロカーボンラインを紹介していきます。

実績の高いラインばかりですので、ぜひ気に入ったラインを使ってみてください!

シーガー フロロマイスター

ラインメーカー最大手のシーガーから発売されている大容量フロロカーボンラインです。

シーガーは原料であるポリフッ化ビリニデンを生産しているクレハグループの商品なので、高品質なラインが安く提供できるという仕組みです。

高品質!安い!大容量!の3つを持った完璧なフロロカーボンラインがフロロマイスターです。

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DAIWA HRF ロックフィッシュフロロ

この商品は名前の通りロックフィッシュ専用フロロカーボンラインです。

特徴としては柔らかい質感で、20lbの太さでも使いやすく、海中で目立たないカラーとなっています。

特にカラーは暗いピンク色となっており、ボトムで目立たないカラーとなっています。

水深のある場所でボトムを攻める釣りにぴったりなラインとなっています。

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SHIMANO マスティフ FC

マスティフ FCは製造工程がすべて国内管理されている高品質なフロロカーボンラインです。

特徴は表面に細かい凹凸加工がされており、ノットを組んだ時に結束強度が通常のフロロカーボンラインより強くなります。

マスティフ FCもメインラインとして使いやすくするために、柔らかい仕様となっており、ライントラブルが少なくなる効果が期待できます。

バスメインで使う方にはかなりおすすめのラインとなっています。

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おすすめPEライン6選

ここからはおすすめのPEラインを紹介していきます。

PEラインは特徴のあるラインが多く、選ぶのが難しいですが、実績の高いラインを紹介していきます。

SHIMANO PITBULL 4

PITBULL 4はその名前の通り、4本編みのPEラインです。

とにかく安いPEラインであり、150mあたり1000円ほどで買えます。

品質はそれなりであり、1号以下の号数はあまりおすすめできませんが、1号以上であれば全く問題なく使えます。

SHIMANO グラップラー 8 PE

グラップラー 8 PEは8本編みのオフショア用PEラインです。

10m×5色カラーとなっており、バーチカルの釣りでどこまで落としたかが分かるようになっています。

また、シリコンコーティングにより水切れが良く、ジギングはもちろんタイラバなどオフショア全般で使いやすいラインとなっています。

近海のライトジギングや太刀魚船、タイラバ船などオフショアでの釣りを予定している方はぜひ使ってみてください!

YGK XBRAID UPGRADE X8

XBRAID UPGRADE X8は非常に高品質な8本編みのPEラインです。

PEラインは性能にばらつきが多いのですが、XBRAID UPGRADE X8はほぼ表記通りの強さを持っており、釣りに重要なラインの安心感を与えてくれるラインです。

また、カラーも豊富でショアからオフショアまで対応できるラインナップとなっています。

少し価格は高いですが、1度使ったら他のラインには戻れなくなるかもしれません。

YAMATOYO PEレジンシェラー 4

レジンシェラーはハードコーティングにより、かなりハリが強いPEラインです。

元々はトラウト用として発売されましたが、ハリの強さがベイトリールにちょうど良いとしてソルトでも使われるようになりました。

レジンシェラーは0.6~4号まで用意され、ラインナップも豊富な点と、1000円ほどで買える安さも魅力です。

また、ハードコーティングにより4本編みの中でも表面が滑らかで、使いやすいのもポイントです。

DAIWA UVF PEデュラヘビー×8+1+Si2

UVF PEデュラヘビー×8+1+Si2は8本編み+1本の芯が入った高比重のPEラインです。

0.6~2号までラインナップされていて、比重は1.07~1.20となっており、水なじみの良いPEラインです。

ベイトフィネスリールを使ったベイトアジングやメバリングにおすすめで、足場が高い場所や水深がある場所での使用におすすめです。

もちろん2号を使えばライトショアジギングやサーフゲームにも最適となります。

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SUNLINE ソルティメイト メガスラム×8

ソルティメイト メガスラム×8はビッグベイトゲーム専用に作られたPEラインです。

ビッグペンシルなどのドッグウォークや、軽いトゥイッチを使って食わせの間を作ったりといったロッドワークがやりやすい適度なハリがあることが特徴です。

ラインナップも4~10号となっており、シーバスはもちろんアカメやヒラマサ、マグロキャスティングにも使えます。

これからビッグベイトゲームを楽しみたい方におすすめなPEラインです。

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