2024年ぶっちぎりでコスパ最強のロキサーニBCを徹底解説!

ロキサーニはAbuGarciaの中でエントリーモデルとミドルクラスの間に位置するベイトリールです。

2018年に登場したロキサーニが2024年にリニューアルしました!

このページではリニューアルしたロキサーニシリーズのベイトモデルであるロキサーニBCの情報をまとめました。

調べてみると、ロキサーニBCはかなりのハイスペックなベイトリールとなっていました。

これからベイトリールを買って釣りをしてみたい方には非常に重要な情報なので、ぜひ最後までご覧ください!

ロキサーニBCの公式ページはコチラ

目次

ロキサーニBCのスペックと特徴紹介

新しくなったロキサーニBCのスペックは以下の通りです。

ロキサーニBC HS8ロキサーニBC BF7
自重172g172g
ギア比8.1:17.3:1
最大糸巻き量84cm76cm
最大ドラグ力9kg9kg
ラインキャパシティ12lb-100m
16lb-75m
PE1.5号-150m
8lb-50m
10lb-40m
PE1号-100m
ベアリング/ローラー7/17/1
価格\23,000\23,000

次にロキサーニBCの特徴を紹介します。

特徴その1、エルゴノミックデザインへの変更

REVO5で新しく登場したエルゴノミックデザインがロキサーニBCにも採用されました。

エルゴノミックデザインは親指を置くサムレストがハンドル側に寄っています。

そうすることで、より深くリールをパーミングすることができるため、がっしりと持てるメリットを持ったデザインとなっています。

特徴その2、C6カーボン製フレーム&サイドプレート

C6カーボンの詳細は不明ですが、おそらくCFRP(炭素繊維強化プラスチック)のことだと思われます。

そのため、リール重量が軽くなるというメリットがあります。

プラスチックと聞くと弱そうに感じるかもしれませんが、実態は鉄やアルミよりも強度は高く、軽く、劣化しないという特徴を持ちます。

金属に比べれば多少たわみはあるかもしれませんが、リールに使うのであれば必要十分な強度を持った素材です。

むしろ長く使っても性能が落ちないので、何年使ってもフレームやサイドプレートによる性能の劣化がないリールと言えるでしょう。

特徴その3、ドラグクリッカーの追加

ロキサーニBCは実売1.7万円前後ですが、ドラグクリッカーが搭載されています。

他社のリールでドラグクリッカーが搭載されている34mm径スプールのベイトリールだと、20エクスセンスDCSS(実売約3万円)、21ジリオンSVTW(実売約3.2万円)です。

ドラグクリッカーはソルトゲームではかなりほしい性能なので、それが他社と比べて1万円以上安く買えるのはかなり素晴らしいことです。

特徴その4、最大ドラグ力9kg

ロキサーニBCは33mm径スプールのベイトリールながら最大ドラグ9kgというパワーを持っています。

最大ドラグ9kgは他社の場合、SHIMANOにはなく、DAIWAはソルティスト300 TW PE SPECIALとなります。

メーカーがAbuGarciaなので、海外の魚種にも対応できるパワーを持たせたのだと予想できます。

ベイトリールのサイズからすればオーバースペックと言えますが、ドラグが強いことはメリットしかありません。

特徴その5、7/1ボールベアリング

ロキサーニBCは標準で7ボールベアリング1ローラーベアリングとなっています。

7/1ベアリングは他社のリールでは3~4万円台のリールと同じ水準です。

ベアリング数が多ければ、巻き心地も良くなるので、これはかなりうれしいアップデートです。

特徴その5、33mmの絶妙なスプール径

ロキサーニBCは33mm径スプールが採用されています。

この33mm径は近年の技術進化によってラインが強くなったため「もう少しラインを細くしたいが32mm径のスプールだと遠投するにはスプールが小さい……」というニーズに答えます。

ロキサーニBCは12lb-100m、ロキサーニBC BF7は8lb-50mクラスの糸巻き量のため、余計な下巻きはいらないのでラインを巻いた後のスプール重量を軽くレスポンスが落ちません。

特徴その6、MagTraxブレーキシステム

MagTraxはサイドプレートに丸いマグネットが埋め込まれており、外部ダイヤルを操作することでマグネットが上下してブレーキの強弱を調整するシステムです。

固定式のマグネットブレーキのため、飛距離は出にくいですが、安定したブレーキでバックラッシュがしにくい特徴があります。

エントリーモデルであるロキサーニBCに合ったブレーキシステムと言えるでしょう。

特徴その7、超々ジュラルミン製ギア

超々ジュラルミンとはアルミ合金の一種で、非常に軽く強度の高い金属です。

主に軽量級のベイトリールに多く使用されているギアで、中級モデルからハイエンドクラスまで多くのリールで使用されています。

1万円台クラスのベイトリールだと一つ下のグレードの高強度アルミの可能性もあったので、しっかりと超々ジュラルミン製ギアが入っているのはうれしいポイントです。

特徴その8、90mmクランクカーボンハンドル

ロキサーニBCは90mmのクランクカーボンハンドルで標準的なI型ハンドルノブが搭載されました。

90mmハンドルは巻き心地をパワーのバランスが良く、使いやすさに重点を置いているロキサーニBCに合った長さと言えるでしょう。

また、素材がカーボン製ということでハンドルの重さが軽減されるため、リール重量の軽減にも役立っています。

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旧ロキサーニとの違いは?

旧ロキサーニとの違いを表にしてまとめました。

ロキサーニBC旧ロキサーニ
自重172g188g
最大ドラグ力9kg5.5kg
ベアリング数7/14/1
ベアリング素材ステンレススチールHPCRボール(セラミック)
ソルトシールドベアリングなしあり
ギア技術特性Duragear
D2ギアデザイン
AirCraftGradeAluminum
ブレーキシステムMagTraxインフィニブレーキ
フレーム素材C6カーボンデュラメタル
ボディデザインエルゴノミックマシンカット
逆転防止機構不明あり
ルアーキーパーなしあり
ドラグクリッカーありなし

大きな違いとしては「ボディデザイン」「ブレーキシステム」「ドラグクリッカー」でしょう。

以前のマシンカットデザインは持ち方によっては人差し指にレベルワインダーが当たっていました。

ですが、エルゴノミックデザインになることでパーミングもしやすくレベルワインダーに当たることもなくなりました。

ブレーキシステムは旧ロキサーニはインフィニブレーキという遠心+マグネットの複合ブレーキでした。

そのため、遠投性能は少し落ちたと言っていいですが、遠心機構がなくなり、糸巻き量も下がったことで軽量ルアーへの適性が上がっています。

近年のルアーシーンはフィネスブームということで軽量ルアーの出番が多くなっており、時代に合った変化と言えるでしょう。

次にドラグクリッカーの有無の差がありますが、これはソルトメインのベイトアングラーにとってはうれしい追加ポイントです。

というのもソルトはナイトゲームでの使用が多く、ドラグクリッカーの有無は釣果に直結する重要なポイントだからです。

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ロキサーニBCのメリットは?

ロキサーニBCのメリットは中級機種にも負けない性能でありながら2万円以下で買えるコスパの良さにあります。

また、ドラグクリッカーもあるのでナイトゲームにも適性があり、MagTraxの安定感のあるブレーキのよってトラブルレスに釣りができます。

スペックで比較するならロキサーニBCは他社の3~4万円台のベイトリールと同等です。

他社の同価格帯のベイトリールと比べても頭一つ抜けた性能を持っていると言って間違いないでしょう。

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ロキサーニBCのデメリットは?

ロキサーニBCのデメリットはドラグ力とボディ、ギアの強度バランスに不安がある点です。

超々ジュラルミン製ギアは強度はありますが、金属としては硬いため、強い負荷がかかるとギアが欠けてしまうことがあります。

そのため、強度を売りにしているベイトリールのギアはブラス製ギアを採用しています。

フルドラグの状態でパワーファイトをするとギアが壊れる危険性があるという点はデメリットと言えるでしょう。

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ロキサーニBCはどんな釣りに使える?

ロキサーニBCはスピニングリールで言えば2500~3000番と同じような使い方がしやすいリールと言えます。

ロキサーニBC HS8は10~30g前後のルアーに最適!

ロキサーニBC HS8はバス、コイ、本流トラウトはもちろん、ソルトではシーバスやマゴチ、オフショアのスーパーライトジギングなどに最適です。

また、足場の高い場所や流れの速い場所でのロックフィッシュゲームにも使えるでしょう。

ロキサーニBC BF7は5~20g前後のルアーに最適!

ロキサーニBC BF7はバスのフィネスな釣り、渓流トラウト、チニング、ライトロックフィッシュなどに最適です。

また、フロートやキャロを使ったメバリングやアジングにも使えるでしょう。

ロキサーニBCはソルト用ベイトリールとしてコスパ最強!?

ロキサーニBCは実売2万円以下の価格ながら、他社の3~4万円クラスのスペックを持ったコスパの高いベイトリールです。

私も実際に手にしたらインプレッションをあげようと思っていますので、気になる方はそちらもぜひご覧ください。

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