このページではバックラッシュに関する以下の内容を解説しています。
ぜひ、このページの内容を参考に、バックラッシュしないようになりましょう。
超簡単なバックラッシュの直し方
ベイトリールのバックラッシュはひどい状態であっても、必ず直すことができます。
実際の釣り場でキャストしてバックラッシュをしてしまった場合は、ぜひ以下のステップでバックラッシュを解消してみてください。
キャストしてバックラッシュをしてしまった場合は、まずラインを巻いてルアーを回収して、根がかりをしないようにしましょう。
バックラッシュをした状態でラインを巻いても、バックラッシュがさらにひどくなるということはありませんので安心して巻いてみてください。
サーフなどの砂地で根がかる心配がない場合は、そのまま次のステップに進んでもOKです!
ベイトリールのクラッチを切って、サミングをしながらラインを引き出していきます。
ラインが引っかかったら、無理に引き出さないように注意しましょう。
ラインを見ると、V字にまたがっているラインがあるので、V字のラインの手前を親指の爪で押さえながらハンドルを1回転させます。
イメージはV字になっているラインを押し戻しながら回すようにすればOKです。
PEラインの場合は、V字のラインをつまんで上に引っ張り上げるようにしましょう!
こうすることでコーティングがはがれずにバックラッシュをほどくことができます。
ステップ2と3を繰り返していくと、徐々にバックラッシュが直っていきます。
バックラッシュがほとんど直ったら、最後に浮いているラインをすべて引き出します。
その後、ラインを手で持ってテンションをかけながら巻き取れば完成です!
巻き取るときに、ラインが傷ついていないか、折れていないか確認しましょう。
傷や折れていた個所があった場合は、高切れの原因になるので切ってしまうことをおすすめします。
バックラッシュとは?なぜ起きる?
バックラッシュとは、ベイトリールで起きるライントラブルのことで、スプールに巻かれているラインがぐちゃぐちゃになった状態のことを言います。
バックラッシュが起きる原因は、ベイトタックルでのキャストができていなかったり、ブレーキ調整ミスや向かい風による外的要因がほとんどです。
ベイトタックルに慣れていないうちはバックラッシュしてしまうと思いますが、経験を積んでいく内にほとんどバックラッシュはしなくなります。
バックラッシュしないためには?
バックラッシュしないようにするには、以下の5つの方法があります。
しっかりしたキャストを覚える
バックラッシュしないためには、ルアーの重みをベイトロッドにしっかり乗せたキャストができるようになる必要があります。
ベイトタックル向けのキャストを覚えることで、バックラッシュはしにくくなります。
ブレーキ調整を覚える
ルアーの種類や重さ、風向きなどによってベイトリールのブレーキを調整できるようになりましょう。
慣れるまでは一番強いブレーキに設定して、少しづつブレーキを弱くしていき、自分に合ったブレーキ調整を見つけることが重要です。
キャストしたときにスプールに巻かれているラインが浮かない程度のブレーキにすれば問題ありません。
ラインを太くして、巻く量を少なくする
ラインが太く、スプールに巻くラインを少なくするほどバックラッシュはしなくなります。
特にスプールに巻くラインの量は重要で、遠投しないのであれば、スプールに巻くラインの量を7~8割ほどにするだけで、かなりバックラッシュしなくなります。
追い風の時にキャストをする
風に乗せてキャストすることで、ルアーやラインが引っ張られることによりバックラッシュがしにくくなります。
追い風や横風はキャストしてもバックラッシュしにくいですが、向かい風の時はかなりバックラッシュしやすくなるので注意が必要です。
向かい風でキャストするときは、しっかりとブレーキを強くしてキャストするようにしましょう。
サミングを覚える
キャスト中にもサミングをすることで、スプールの回転を抑えバックラッシュを防ぐことができます。
スプールに巻かれているラインが浮いてきた場合や、キャストに失敗したときに素早くサミングできるようになりましょう。
バックラッシュまとめ
バックラッシュは、キャストして出ていくラインよりも、スプールが回転して出すラインの方が多くなることで発生します。
バックラッシュしたときは以下のステップで直すことができます。
- まずはラインを巻いてルアーを回収
- 巻き取ったラインを手で引き出して、引っかかったら止める
- V字になっているラインを親指で押しながらハンドルを1回転させる
- ステップ2と3を繰り返して、バックラッシュを解消させる
- スプール内で浮いているラインをすべて引き出す
- 手でテンションをかけながら巻き取って完成
バックラッシュしたラインを巻き取るときに、傷を見つけたり、ラインが折れているところがあった場合は、高切れ防止のためにラインを切りましょう。
バックラッシュをしないようにするには、以下の3つを抑えておきましょう。
上記の内容をしっかりと抑えておけば、バックラッシュをしないベイトタックルでの釣りができるようになります!
ぜひ、このページに書いてあることを実践して、バックラッシュをしないようにしてみてください!