【2026先取り】26リョウガ完全ガイド|18リョウガからの進化点とカルカッタ・ジリオン・スティーズとのHG同条件比較

26リョウガ

2026年に発売予定のダイワ「26リョウガ」は、ダイワの丸型ベイトリールを8年ぶりに現代仕様へアップデートした最新フラッグシップです。

「100番=SV-BOOSTでバーサタイル」「150番=MAG-Z BOOST+LCコンセプトで中〜重量級を遠投」というように、番手ごとに役割がはっきり分けられているのが最大の特徴です。

さらにハイパードライブデジギアとハイパーアームドハウジングを採用し、高い剛性と滑らかな巻き心地を両立しています。

価格帯は100番で67,500円、150番で68,000円前後(発売時点想定)。ソルト対応で、ドラグは6kgクラス。つまり「丸型で一生モノにできるダイワ製リールが欲しい」「18リョウガからの乗り換え先を探している」という人におすすめのモデルです。

目次

26リョウガのスペック一覧(100番/150番)

26リョウガは番手でブレーキやスプール寸法が変わります。まずは100番と150番をはっきり分けておきましょう。

100番(SV-BOOST・φ34 × 24mm)

型番自重(g)巻き取り長(cm)ギア比ラインキャパ(ナイロン)ラインキャパ(PE)スプールハンドル長価格(税別想定)
26 RYOGA SV 100P265565.312lb-100m / 14lb-90m / 16lb-80mPE2号-150m / PE3号-90mφ34 / 24mm90mm67,500円
26 RYOGA SV 100PL265565.3同上同上φ34 / 24mm90mm67,500円
26 RYOGA SV 100265676.3同上同上φ34 / 24mm90mm67,500円
26 RYOGA SV 100L265676.3同上同上φ34 / 24mm90mm67,500円

100番はSV-BOOSTで「軽め〜中量級」をトラブルレスに投げられる設計です。バス・シーバスのバーサタイル、カサゴや30cm前後のハタ系を狙うライトロックフィッシュならこの番手が使いやすいです。

注意点としては、ラインキャパシティのPEラインの糸巻き量はダイワのPEラインを巻いた場合の数値であり、他社製のPEラインの場合はPE2号-120m程度になりますので注意しましょう。

また、スプール径/幅を見ると21ジリオンSV TW等と同じサイズのため、「RCSB MAG-Z 1000スプール」などと互換性があることは間違いないでしょう。

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150番(MAG-Z BOOST・φ36 × 27mm)

型番自重(g)巻き取り長(cm)ギア比ラインキャパ(ナイロン)ラインキャパ(PE)スプールハンドル長価格(税別想定)
26 RYOGA 150P285595.316lb-125m / 20lb-100m / 25lb-80mPE2号-230m / PE3号-150m / PE4号-100mφ36 / 27mm90mm68,000円
26 RYOGA 150PL285595.3同上同上φ36 / 27mm90mm68,000円
26 RYOGA 150H290827.3同上同上φ36 / 27mm100mm68,000円
26 RYOGA 150HL290827.3同上同上φ36 / 27mm100mm68,000円

150番は「MAG-Z BOOST+LCコンセプト」で、ハイギアは100mのパワーハンドルが標準装備されています。

150番40g以上のビッグベイトやソルトでの遠投にも対応させやすい仕様です。巻き上げ82cm・ハンドル100mmの150Hは、1台で大型プラグもメタルジグも回せる“パワー系丸型ベイトリール”として使えます。

また、こちらもスプールが1500番スプールと同じサイズのため、18ジリオンTWHDや18リョウガ、16ジリオンなどのスプールと互換性があることは間違いないでしょう。

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18リョウガとの違いはここが大きい

前モデルの18リョウガ(例:1520H)は「巻きの質感」「削り出しの高級感」で評価されていましたが、ブレーキやギアの考え方は当時の水準でした。26リョウガでは次の4点が明確に変わっています。

  • ハイパードライブデジギア採用で、長期間ゴリ感が出にくいようにした
  • 番手ごとにブレーキコンセプトを分離(100=SV-BOOST、150=MAG-Z BOOST)
  • 150番で100mmハンドル&ドラグ6kgと、ヘビーゲームに振った
  • ソルト対応が公式で明示され、海で使いやすくなった

18リョウガをそのままソルトで酷使していた人にとっては、26リョウガは「同じようにガンガン使えるうえに、投げやすくなった後継」と考えてOKです。

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性能の近いライバル3機種との比較

26リョウガは単体で見ると「最新丸型ベイトリールですごい」で終わってしまいます。実際のユーザーは購入前に必ず次の3機種を比べます。

  • 22カルカッタコンクエスト(100HG・200HG)
  • 21ジリオンSV TW(34mm系の軽量バーサタイル)
  • スティーズ A TW HLC(36mmで遠投に寄せたダイワ)

そこでここからは、上記の4機種を比較していきます!!

22カルカッタコンクエストとの比較

項目26リョウガ SV100(6.3)22カルカッタCQ 100(5.6)26リョウガ 150H(7.3)22カルカッタCQ 200HG(6.5)
自重265g220g290g240g
スプール34/24mm33/19mm36/27mm38/21mm
巻き取り67cm58cm82cm78cm
ライン(ナイロン)12–100 / 14–9012–100 / 14–9016–125 / 20–10016–120 / 20–100
ベアリング数8/113/18/113/1
ハンドル90mm84mm100mパワーハンドル84mm
まとめノントラブルで近距離~中・遠距離まで幅広く対応33mmナロースプールで近距離~中距離を気持ちよくキャストし、巻き心地も最高パワーハンドルの恩恵によりビッグベイトや巻き抵抗の強いルアーに完全対応38mmナロースプール+SVSインフィニティにより、近・中距離のみならず遠距離にも対応

26リョウガと22カルカッタコンクエストは同じ丸型ベイトリールのフラッグシップであり、同じラインキャパシティでもあるため、使い方は同じように使うことができる2機種となっています。

両者を比べるとベアリング数やナロースプールということもあり、遠投性能や巻き心地は22カルカッタコンクエストのほうが上になるでしょうか。

26リョウガは100番はSV-BOOSTを採用して近・中距離のライントラブルレス性能が高く、150番はハイギアには100mmパワーハンドルを採用して力強い巻きを約束した性能にするなど、より丸型リールらしい使い方に特化させている印象があります。

同じ34mm系:21ジリオンSV TWとの比較

項目26リョウガ SV100(6.3)21ジリオンSV TW
自重265g175g
スプール34/24mm34/24mm
レベルワインダー楕円形レベルワインダーTWS
巻き取り67cm67cm
ライン(ナイロン)12–100 / 14–9014–90 / 16–80
ベアリング数8/18/1
ハンドル90mm90mm

21ジリオンSV TWは自重180g前後・実売3万円台とかなり軽量・実践寄りです。スペックだけなら「ジリオンで足りる」ケースが多いですが、以下では26リョウガに軍配が上がります。

  • 丸型ベイトリールの高剛性が欲しいとき
  • あえてリールを重たくして、タックル全体の重心をリール側に持っていきたいとき
  • ストラクチャー回りなど巻きの強さが欲しいとき

同じ36mm系:スティーズ A TW HLCとの比較

項目26リョウガ 150H(7.3)21スティーズ A TW HLC(7.1)
自重290g190g
スプール36/27mm36/24mm
レベルワインダー楕円形レベルワインダーTWS
巻き取り82cm80cm
ライン(ナイロン)16–125 / 20–10016–100 / 20–80
ベアリング数8/18/1
ハンドル100mパワーハンドル90mm

「36mmで遠投できるダイワ」という点だけ見るならスティーズA TW HLCのほうがTWSの糸抜けの良さが大きく性能としては上です。ただし、

  • 太糸をもっと巻いてソルトで使いたい
  • ハンドル100mmで重量級も巻きたい
  • 丸型の質感が欲しい

という3条件があるなら、26リョウガ150Hのほうがフィットします。

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26リョウガおすすめセッティング

実際にどう組むかが一番知りたいところだと思うので、目的別に3つに分けます。

目的推奨モデルライン例ルアー重量ロッド例ポイント
バスのクランクやスペナベ等の巻き物26 RYOGA SV 100ナイロン14lb-90m or PE1.5号+リーダー1/4〜2oz6’6″〜7’2″ M〜MHSV-BOOSTで軽量プラグも投げやすい
シーバス・ロック・フラット系26 RYOGA 150PE1.5〜2号150m20〜60g8〜9ft M~Hローギアで巻き抵抗が軽く、ソルト対応で安心
ビッグベイト・オフショア寄り26 RYOGA 150H(7.3・100mmハンドル)ナイロン20lb-100m / PE3号150m40〜120g7’〜7’6″ H以上巻き取り82cmで手返し重視。ドラグ6kgで大型魚にも対応

よくある疑問(発売日・価格・ソルト対応)

Q1. いつ買える?
→ 各ショップで「2026年1月入荷予定」で予約を受けているところが多いです。実店舗のほうが早く並ぶこともあるので、早く実物を見たい人は釣具店の予約がおすすめです。

Q2. 価格はいくら?
→ 100番が67,500円、150番が68,000円前後。発売直後は値引きが渋いと考えておきましょう。

Q3. ソルトでガンガン使っていい?

→ 公式でソルト対応が明記されているので、普通のショア〜ボートの海釣りなら問題ありません。使用後は真水でしっかりと全体を洗い塩抜きをして、風通しの良い暗所で乾燥させることで、長く使うことができます。

まとめ:こういう人は「26リョウガ」で決まり

  • 18リョウガを使っていて、そろそろ最新のギア・ブレーキで組み直したい人
  • ダイワの本気の丸型ベイトリールが使いたい人
  • ビッグベイトや太糸を使う予定があり、最初から100mmハンドルで強い丸型がほしい人

逆に「そこまでの剛性はいらない」「もう少し軽いほうがいい」「予算を抑えたい」という人は、同じダイワなら21ジリオンSV TWやタトゥーラ系を選んだほうが満足度が高いです。この記事ではあえて“26リョウガを選ぶ意味”が分かるように、ライバルとの比較と番手別の使い道を多めに入れてあります。

26リョウガ

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