【初心者必見】バックラッシュしない方法や原因から直し方までガチ解説

ベイトリールのトラブルと言えばバックラッシュです。

ベイトリールの代名詞ともいえるバックラッシュはプロでも100%防ぐことは難しいと言われています。

ですが、しっかりと対策やセッティングをすれば、バックラッシュしない確率を100%に近づけることができます。

このページではバックラッシュに関する以下の内容を紹介します。

ぜひ、このページを最後まで見て、バックラッシュしない方法とバックラッシュの直し方を覚えていきましょう!

目次

ベイトリールでバックラッシュしない6つの方法

ベイトリールでバックラッシュしないようにするには、これからお話しする方法を実践することで、バックラッシュがしなくなります

ベイトリールでバックラッシュを防ぐためにやりたい6つのポイント

具体的には以下の6つの方法を意識しましょう。

それでは詳しく解説していきます。

1,メインブレーキを強めにしておく

一番基本ですが、ベイトリールのメインブレーキを強めにセッティングしておくことが重要です。

より遠くに飛ばそうとしてブレーキを下げた結果、バックラッシュということが多いので、少し強いかな?と感じるところで止めましょう。

慣れないうちは、お持ちのベイトリールで一番強いブレーキセッティングから初めて、少しづつ弱くしていきましょう。

弱くしていくとラインが浮いたり、自分でブレーキが弱いなと感じるので、それ以上弱くしないように注意しましょう。

2,メカニカルブレーキを強くする

メカニカルブレーキはゼロポジションと呼ばれる状態が基本です。

ゼロポジションとは

スプールを左右にゆらして、カタカタしなくなるまでメカニカルブレーキを締め、そこから少しだけゆるめた状態のことを言います。

このゼロポジションから半回転ほどメカニカルブレーキを強くしていきます。

詳しいやり方は下の動画を参照ください。

そうすることでスプールの回転が抑えられ、バックラッシュしなくなります。

少し飛距離が落ちますが、かなり有効な方法なので、ぜひ試してみましょう。

3,スプールに巻くラインを減らす

遠投をメインにしない場合は、スプールに巻くラインを減らすことで、かなりバックラッシュしなくなります。

その理由は、スプール1回転あたりに出るラインの長さが減るため、バックラッシュがしなくなります。

スプールにラインをフルに巻いた場合と、8割程度に抑えた場合では、はっきりとわかるほどキャスト時の安定感が変わります。

少しでも遠くに遠投したいという人以外はめちゃくちゃ有効な方法なので、かなりおすすめです。

4,ラインコーティングスプレーを使う

ラインコーティングスプレーでラインを滑りやすくすると、バックラッシュがしにくくなります。

PEラインはもちろん、ナイロンやフロロでもラインコーティングスプレーは有効なので、ぜひ試してみましょう。

おすすめのスプレーは「PEにシュッ!」です。

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5,サミングを覚える

サミングとは、リールを持った手の親指でスプールエッジを押さえて、スプールの回転を抑えることを言います。

基本はルアーが着水する少し前にサミングして、バックラッシュしないようにします。

ですが、キャスト直後にラインが浮いてしまった時にサミングすることでバックラッシュを防ぐこともできます。

ラインが浮かないようにするのが一番大切ですが、浮いてしまった時にサミングができるようになりましょう。

6,バックラッシュに強いベイトリールを選ぶ

ベイトリールによってバックラッシュのしやすさはかなり変わってきます。

バックラッシュに強いベイトリールを選ぶことで、バックラッシュしない釣りができるようになります。

具体的にはSHIMANOはi-DC5、DAIWAはSV、Abugarciaはインフィニブレーキがおすすめです。

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バックラッシュの正しい直し方

バックラッシュをしてしまった時に、正しい直し方を知っておきましょう!

STEP
サミングしながらラインを引き出す

引っかかるまで、ゆっくりとラインを引き出していきます。

ラインが出なくなったら、無理に引っ張り出さないように注意しましょう。

この時に、スルスル~とラインが出ていき、バックラッシュが改善する場合もあります。

ラインが引っかかるまでどんどんラインを出していく
STEP
引っかかっているラインを引き出す

引っ張り出しているラインにV字で絡んでいるラインを上に引っ張り出します。

引っ張るときもあまり力は入れずにゆっくりと引き出しましょう。

また、引っ張り出すのは必ずV字に絡んでいるラインだけにしましょう。

他のラインを引っ張ってしまうと、かえってラインを絡ませてしまう原因になります。

V字に絡んでいるラインを上に引っ張り出す
STEP
ステップ1と2を繰り返す

ステップ1と2を繰り返すと、だんだんとバックラッシュが直っていきます。

あきらめずに何度も繰り返して、少しづつバックラッシュを直していきましょう。

STEP
テンションをかけながらラインを巻いていく

バックラッシュしていたラインがすべて出ていき、解消したら人差し指と親指でラインをつまんで、テンションをかけながら巻いていきましょう。

ラインを巻いていくときに、一緒にラインの状態もチェックしましょう。

ラインが折れていたり傷がついていたり、コーティングが剝がれていた場合は高切れのリスクが高いため、ラインを切るようにしましょう。

バックラッシュ解消のために出したラインをすべて巻いたら完了です!

バックラッシュが解消したらテンションをかけてラインを巻いていく。

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バックラッシュしないベイトリール 6選

ベイトリールによってバックラッシュのしやすさはかなり変わります。

中にはルアーの着水時にもノーサミングでバックラッシュしないベイトリールもあります。

その中でもおすすめなベイトリールを紹介します。

DAIWA 18ジリオン TW HD

36mmスプールでマグフォースブレーキが搭載されているベイトリールです。

ノーサミングでもバックラッシュしない安定感のあるブレーキが特徴で、中・近距離での釣りを得意としています。

ビッグベイトやロックフィッシュ、ナマズや雷魚の釣りにガッツりハマる性能を持っています。

飛距離はそれなりでいいから、とにかくバックラッシュしないベイトリールが欲しいあなたにおすすめです!

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DAIWA 21アルファスSV TW

32mmスプールでSVブレーキが搭載されたベイトリールです。

こちらもノーサミングでもバックラッシュしないほど安定感のあるブレーキが特徴で、ボディも小さいので手が小さい人にもおすすめです。

5~20gのルアーを快適にキャストができるため、チニングやライトロックフィッシュ、春先のマイクロパターンやスーパーライトショアジギングの釣りなどに最適です。

巻き感も素晴らしく、全体的な性能が高いリールとなっています。

ライトバーサタイルでバックラッシュしないベイトリールが欲しいあなたにおすすめです!

DAIWA 21ジリオンSV TW

34mmスプールでSVブーストスプールが搭載されたベイトリールです。

21ジリオンSV TWはバックラッシュしないだけではなく、飛距離もしっかりと出る素晴らしいベイトリールです。

10~30gのルアーをメインに使いたい人におすすめで、ドラグサウンドも付いています。

バーサタイルなベイトリールなので、どんな釣りにも使いやすい性能を持っています。

バックラッシュせず、飛距離も欲しい、色々な釣りに使いたいという欲張りなあなたにおすすめのベイトリールです!

SHIMANO 21スコーピオンDC

34mmスプールでSHIMANO独自の電子制御ブレーキであるiDC-5が搭載されたベイトリールです。

10g~40g前後のルアーがキャストしやすく、バーサタイルに使えるベイトリールです。

最大の特徴はiDC-5という1~4+Wモードの5つのブレーキを選ぶことができます。

特にWモードは、爆風の向かい風の中でもトレブルレスでキャストができるすばらしいブレーキです。

DCリールは一度使うと病みつきになる魔力を持ったベイトリールなので、ぜひ使ってみてください!

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AbuGarcia ZENON LTX

30mmスプールに固定式マグネットブレーキが搭載されたベイトフィネスリールです。

2~15gまでの軽いルアーをメインで使いたい人におすすめで、バックラッシュしにくい性能を持っています。

ライトゲームの中でもプラグの釣りに特におすすめで、チニングやライトロックフィッシュ、シーバスなどにも応用できるパワーを持っています。

ライトゲームメインだけど、もう少しパワーのある釣りにも使いたいという人におすすめのベイトフィネスリールです。

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AbuGarcia REVO BEAST ROCKET

37.5mmスプールで遠心+マグネットの複合ブレーキが搭載されたベイトリールです。

遠心ブレーキとマグネットブレーキが合わさっているため、遠投もできるしバックラッシュしない安定感あるブレーキにもできます。

ラインキャパシティがPE6号100m巻けるので、主にビッグベイト~ジャイアントベイトがメインになります。

ですが、とにかくパワーがすごいため、沖磯などの大型ロックフィッシュや青物にも負けないパワーを持っています。

バックラッシュを気にせず、太いラインをガッツリ巻いて大物だけを狙いたいあなたにおすすめのベイトリールです!

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バックラッシュはなぜ起こる?原因を解説

ベイトリールはリール中央にあるスプールが回転してラインを出したり巻き取る仕組みです。

ルアーをキャストをすると中央のスプールが高回転し、ラインが出ていきます。

ルアーに引っ張られて出ていくラインとスプールが回転して出るラインの量が同じであればバックラッシュは起きません。

ですが、

  • ルアーの飛行姿勢が乱れる
  • ブレーキが弱く、スプールが回転しすぎる
  • 向かい風でルアーが戻される
  • キャストの仕方が悪くてスムーズにラインが出ない
  • スプールに巻かれたラインが食い込んでいた
  • ノットがガイドに干渉する

などの理由により、ロッドの先から出ていくラインよりもスプールから送り出されるラインが多くなることが原因でバックラッシュとなります。

これらの原因を解消すれば、バックラッシュは起きることはありません。

解消法については、このページの最初に解説していますので、改めて確認したい方はこちらをタップしてください。

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ベイトリールのバックラッシュまとめ

バックラッシュの原因はロッドの先から出ていくラインよりも、スプールが回転して送り出すラインの方が多くなることで起きます。

バックラッシュしないようにするには以下の点を意識することが重要です。

もし、バックラッシュしてしまったらラインを切らずに絡まっているラインをほどくことで、バックラッシュを直すことができます。

また、バックラッシュしないためには、バックラッシュしにくいベイトリールを選ぶことも重要です。

DAIWAのSVやマグフォースブレーキ、AbuGarciaのマグトラックスブレーキやインフィニブレーキが付いたベイトリールがおすすめです。おすすめベイトリールはこちらをタップ

ぜひ、このページを参考にして、バックラッシュしないベイトリールでの釣りができるようになってください!

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