テイルウォークから2026年に登場する「ELAN WIDE POWER BM」。
このリールは上位モデル「エランワイドパワー」のDNAを受け継ぎながら、ベーシックモデルとして実売2万円という価格を実現した注目のパワーゲーム用ベイトリールです。
このページでは、ELAN WIDE POWER BMの詳細スペックから、競合するシマノ スコーピオンMD300やダイワ タトゥーラ300との比較まで徹底解説します!
ぜひ、最後まで読んでパワーゲーム用リール選びの参考にしてください!
ELAN WIDE POWER BMの基本スペック

まずは基本スペックから見ていきましょう。
ラインナップ
ELAN WIDE POWER BMは全4モデルをラインナップ。
ELAN WIDE POWER BM公式ページはこちら
| モデル | ギア比 | 自重 | 最大ドラグ | ラインキャパ | ベアリング | 最大巻上長 | 本体希望価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 300HG-DP/R | 7.3:1 | PH:330g/DH:335g | 12kg | PE3-300m | 5+1 | 89cm | 20,000円 |
| 300HG-DP/L | 7.3:1 | PH:330g/DH:335g | 12kg | PE3-300m | 5+1 | 89cm | 20,000円 |
| 300XG-DP/R | 8.1:1 | PH:330g/DH:335g | 12kg | PE3-300m | 5+1 | 99cm | 20,000円 |
| 300XG-DP/L | 8.1:1 | PH:330g/DH:335g | 12kg | PE3-300m | 5+1 | 99cm | 20,000円 |
※PH=パワーハンドル装着時、DH=ダブルハンドル装着時
注目ポイント
ELAN WIDE POWER BMで特に注目すべきは以下の4点です。
- 最大ドラグ12kg:この価格帯では圧倒的なドラグパワー。大型魚とのパワーファイトも余裕でこなせます。
- PE3号が300m巻けるライン容量:ビッグベイトゲームはもちろん、青物や怪魚まで対応できる十分なライン容量を確保。
- ボーナスパック仕様:90/75mmのパワーハンドルと120mmのダブルハンドルが両方付属。フィールド状況に応じて使い分けが可能です。
- ドラグサウンド付き:2万円で買えるベイトリールながらドラグサウンドが付いているため、音でも状況が判断できます。
ここがスゴイ!ELAN WIDE POWER BMの特徴
グラファイト製フレーム&サイドカバー
上位モデルと異なり、コストを抑えつつ耐久性を確保するためグラファイト製を採用。
軽量化も実現しており、パワーリールとしては扱いやすい330g台の自重となっています。
個人的にはこの判断は英断だと思います。実釣では十分な剛性を持ちながら、価格を2万円に抑えたのは素晴らしいコストパフォーマンスです!
39mmアルミ鍛造スプール

スプール径39mmの大口径設計により、太いラインでも十分な巻き取り量を確保。
アルミ鍛造により軽量ながら高剛性を実現し、大物とのファイトでもスプールの歪みを抑制します。
PE1号300mの下巻きマーキング付きなので、ラインの巻き替えも簡単にできるのが嬉しいポイントですね。
ブラス製ドライブギア&ピニオンギア
この価格帯でブラスギアを採用しているのは驚きです。
高い伝達効率と滑らかな駆動フィーリングを実現しており、実売2万円のリールとは思えない巻き心地を提供してくれます。
カーボンドラグワッシャー
最大12kgという強力なドラグパワーとスムーズな滑り出しを両立。
ドラグサウンドシステムも搭載しているため、魚とのやり取り中に聴覚でもドラグの作動を確認できます。
とにかく大物を掛けた時の安心感が違います!
ボーナスパック仕様のハンドル
出荷時はパワーハンドル(90/75mmコンバーチブル)が装着されていますが、120mmダブルハンドルも同梱。
ビッグベイトを巻く時はパワーハンドル、巻物系ルアーを使う時はダブルハンドルといった使い分けができるのは本当に便利です。
ただ、釣行の度にハンドルを交換するのは面倒なので、個人的には用途を決めて使うことをおすすめします!
クリックスイッチ搭載
魚のヒットをクリック音で即座に知らせるクリックレバーを搭載。
置き竿での釣りや、ボートからの青物狙いなどで重宝する機能です。
競合製品との徹底比較
同価格帯のパワーゲーム用ベイトリールとして、シマノ スコーピオンMD300とダイワ タトゥーラ300を比較してみます。
スペック比較表
| 項目 | ELAN WIDE POWER BM | スコーピオンMD300 | タトゥーラ300 |
|---|---|---|---|
| ギア比 | 7.3:1 / 8.1:1 | 7.6:1 | 7.5:1 / 8.1:1 |
| 自重 | 330-335g | 325g | 325g |
| 最大ドラグ | 12kg | 8kg | 最大13kg ※XGは最大11kg |
| ラインキャパ | PE3号-300m | PE3号-224m | PE3号-285m |
| ベアリング | 5+1 | 7+1 | 7+1 |
| 巻上長 | 89cm / 99cm | 103cm | 85cm / 109cm |
| ボディ素材 | グラファイト | コアソリッド | アルミニウム合金 |
| ブレーキ | 6点遠心 | SVS∞ MD TUNE | 固定マグ |
| 本体希望価格 | 20,000円 | 約38,500円 | 約43,500円 |
シマノ スコーピオンMD300との比較
スコーピオンMD300の強み
スコーピオンMD300は2024年にフルモデルチェンジした最新モデル。
300サイズ初のコアソリッドボディを採用しており、ボディ剛性は圧倒的に高いです。SVS∞ MD TUNEブレーキは8個のブレーキシューによる高いブレーキ力を実現し、ジャイアントベイトのキャストも安定します。
マイクロモジュールギアとX-SHIPによる巻き心地の滑らかさは、さすがシマノといったところです。
ELAN WIDE POWER BMの優位性
価格差が約18,500円あるのは大きなポイント。
最大ドラグ12kgはスコーピオンMD300の8kgを大幅に上回り、より大型の魚とのパワーファイトに対応できます。
ボーナスパック仕様で2種類のハンドルが付属するのも、実質的なコストパフォーマンスではELAN WIDE POWER BMに軍配が上がります。
ただ、ボディ剛性やブレーキシステムの精度を求めるなら、予算を出してスコーピオンMD300を選ぶのもアリです!
ダイワ タトゥーラ300との比較
タトゥーラ300の強み
タトゥーラ300はハイパードライブデザインを採用した高剛性モデル。
フレームとギア側サイドプレートがアルミニウム合金で作られており、長期間の使用でも性能が落ちにくい設計です。
また、タトゥーラ300は固定マグブレーキのため圧倒的な安定感を持っており、バックラッシュをしにくい特徴も持っています。
そのため、ビッグベイトなどの高価なルアーをキャストした時の安心感はタトゥーラ300の方があるといえます。
ELAN WIDE POWER BMの優位性
価格差は約23,500円。この差は非常に大きいです。
最大ドラグ12kgはタトゥーラ300XGの11kgを上回り、さらに6点遠心ブレーキはタトゥーラ300の固定マグフォースよりも幅広いルアーに対応できます。
ベアリング数は劣りますが、実釣では5+1でも十分な性能を発揮してくれます。
コストパフォーマンスを重視するなら、間違いなくELAN WIDE POWER BMがおすすめです!
比較まとめ
- 剛性&ブレーキ性能重視 → スコーピオンMD300
- 安定キャスト&ボディ剛性重視 → タトゥーラ300
- コスパ重視 → ELAN WIDE POWER BM
という選び方になります。
個人的には、2万円でこのスペックを実現したELAN WIDE POWER BMは、パワーゲーム入門者から中級者まで幅広くおすすめできる1台だと思います!
どんな釣りに使える?ターゲット別の使い方
ELAN WIDE POWER BMはフリースタイル仕様なので、様々なターゲットに対応できます。
バス釣り(ビッグベイト)
300HG-DP(ギア比7.3)がおすすめ
ビッグベイトの巻物ゲームには、HGモデルの巻上長89cmが最適。
120mmダブルハンドルに交換すれば、安定した巻き心地でビッグベイトをスローに引いてくることができます。
最大ドラグ12kgなら、60cmオーバーのランカーバスとも余裕でファイトできます!
シーバス(ビッグベイト)
300XG-DP(ギア比8.1)がおすすめ
港湾部や河川、ボートでのビッグベイトゲームには、XGモデルが活躍。
巻上長99cmで素早いルアー回収が可能で、ランガンスタイルにも対応できます。
PE3号300mのライン容量は、大型シーバスとのロングファイトでも安心です。
青物(オフショアジギング)
300XG-DP(ギア比8.1)+ シングルハンドル化がおすすめ
オフショアでの青物狙いには、XGモデルにシングルハンドルを装着するのがベスト。
ただし、ハマチ〜ワラサクラスまでが限界で、ブリクラスになると、ボディの剛性等の部分でややパワー不足を感じる可能性があります。
大物を狙うなら「ELAN WIDE POWERⅡ」やさらにラインキャパシティのある「ELAN SUPER WIDE POWER」を選ぶといいでしょう。
ナマズ・雷魚
300HG-DP / 300XG-DP どちらでもOK
パワーハンドルを装着すれば、カバー攻略も楽々。
最大ドラグ12kgなら、雷魚をカバーから強引に引きずり出すことも可能です。
クリックスイッチをONにして置き竿で狙うスタイルにも対応できます!
ロックフィッシュ
300XG-DP(ギア比8.1)がおすすめ
テキサスリグやフリーリグでのボトムゲームには、XGモデルが使いやすいです。
ゆっくりとボトムを探りながら、アタリがあれば99cmの糸巻き量を活かして強引に根から引きはがせるパワーがあります。
まとめ:ELAN WIDE POWER BMはこんな人におすすめ
ELAN WIDE POWER BMをおすすめできる人は以下の通りです。
こんな人におすすめ!
- 初めてパワーゲーム用リールを買う人
- コストパフォーマンス重視でリールを選びたい人
- 最大ドラグ12kgのパワーが欲しい人
- 様々なターゲットを狙いたいフリースタイルアングラー
- ハンドルを使い分けて釣りの幅を広げたい人
こんな人には向かないかも
- ボディ剛性を最重視する人(→スコーピオンMD300)
- とにかく飛距離を求める人(→スコーピオンMD300)
- バックラッシュなく安定感のあるキャストを求める人(→タトゥーラ300)
総評
テイルウォーク ELAN WIDE POWER BMは、実売2万円という価格ながら最大ドラグ12kg、PE3号300mのライン容量、ボーナスパック仕様のハンドルを実現した、コストパフォーマンス抜群のパワーゲーム用ベイトリールです。
グラファイトボディで剛性面では上位モデルに劣るものの、実釣では十分な性能を発揮してくれます。
シマノ スコーピオンMD300やダイワ タトゥーラ300と比較しても、価格差を考えれば圧倒的なコスパを誇ります。
パワーゲーム入門者から中級者まで、幅広くおすすめできる1台です!
ぜひ、2026年の発売を楽しみに待ちましょう!

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