26月下美人 BF TW PE SPが2025年12月に発売されることが決定しました!!
26月下美人 BF TW PE SPの性能についての解説や、旧月下美人Air TWや他社のベイトフィネスリールとの比較をじっくりと解説していきます!!
私は23SS AIR TWや21月下美人AIR TW PE SPECIALを持っていますので、26月下美人 BF TW PE SPもかなり詳しく解説できますのでご期待ください!
26月下美人 BF TW PE SPが気になっている方はこのページを見ることで、買うべきかどうかしっかりと分かるようになりますのでぜひ最後までご覧ください!!
26月下美人 BF TW PE SPのスペックを徹底解説
26月下美人 BF TW PE SPは23SS AIR TWをベースにソルト向けにPEライン専用ベイトフィネスリールとしてチューンしたリールとなっています。
ここからは26月下美人 BF TW PE SPのスペックを徹底解説していきます。
| アイテム | 標準自重(g) | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量PE(号ーm) | ハンドルアーム長(mm) | ベアリング(ボール/ローラー) | 最大ドラグ力(kg) | スプール寸法(径mm) | メーカー希望本体価格(円) | JAN |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 26月下美人 BF TW 8.5R PE SPECIAL | 150 | 74 | 8.5 | 0.4-50 | 80 | 12/1 | 3.5 | 28 | 56,800 | 4550133567384 |
| 26月下美人 BF TW 8.5L PE SPECIAL | 150 | 74 | 8.5 | 0.4-50 | 80 | 12/1 | 3.5 | 28 | 56,800 | 4550133567391 |
26月下美人 BF TW PE SPはギア比8.5のみのラインナップとなっており、ハイエンドリールらしくベアリングも12/1とフルベアリング化されています。
また、ハイパードライブデザイン・新TWS・PE専用ナロースプールにより、0.8~5gの軽量リグも快適に扱える性能を持っています。
アジングやメバリングなどのジグ単やライトプラグを快適に使える使用感を与えてくれる最上のベイトフィネスリールになっています。
21月下美人AIR TW PE SPECIALと比較
21月下美人AIR TW PE SPECIALは20アルファスAIR TWをベースにライトソルト向けかつPEライン専用にセッティングされたリールです。
今作の26月下美人 BF TW PE SPとのスペック比較は以下になります。
| 21月下美人AIR TW PE SPECIAL | 26月下美人 BF TW PE SP | |
|---|---|---|
| 対応ライン種類 | PE専用 | PE専用 |
| 標準自重 | 165g | 150g |
| 巻き取り長さ | 74cm | 74cm |
| ギア比 | 8.5 | 8.5 |
| 標準巻糸量PE | 0.6号-50m | 0.4号-50m |
| ハンドルアーム長 | 80mm | 80mm |
| ベアリング(ボール/ローラー) | 12/1 | 12/1 |
| 最大ドラグ力 | 3.5kg | 3.5kg |
| スプール寸法(径mm) | 28mm | 28mm |
| スプール重量 | 8.6g | 不明(おそらく8g切るかどうか) |
| ブレーキシステム | Airブレーキシステム | SS-MAGFORCE |
| レベルワインダー | TWS | 新テーパーTWS |
| 推奨ルアーウェイト | 1~10g | 0.8~5g |
| ドラグ | ドラグクリック音付きUTDドラグ | ドラグクリック音付きUTDドラグ |
| 技術特性 | ハイパードライブデザイン ゼロアジャスター | ハイパードライブデザイン ゼロアジャスター |
比べてみると「26月下美人 BF TW PE SP」はより軽量になり、より軽いルアーのキャストがしやすいように進化したことがわかります。
また、ブレーキシステムがSS-MAGFORCEになったため、ブレーキユニット分軽くなるため、より軽量のルアーのキャストフィールが向上していると考えてよいでしょう。
ただ、「21月下美人AIR TW PE SPECIAL」のほうが5g以上のルアーにも対応できたり、ラインキャパシティもあるため、純粋な上位互換というわけではありません。
アンダー1gをより快適にキャストしたい場合は「26月下美人 BF TW PE SP」、10gあたりまでをカバーしたい場合は「21月下美人AIR TW PE SPECIAL」がおすすめです。
23SS AIR TWとの比較
23SS AIR TWと26月下美人 BF TW PE SPは以下の3点の違いがあります。
- スプールの違い
- TWSの違い
- デザインの違い
23SS AIR TWはフロロラインにも対応するため26月下美人 BF TW PE SPに比べてラインキャパシティが多くなっています。
TWS自体は両機種ともに対応していますが、26月下美人 BF TW PE SPは新テーパーのTWSになっており、より糸抜けが良くなっています。
23SS AIR TWは全体的に黒カラーとなっていますが、26月下美人 BF TW PE SPは黒とワインレッドが特徴的なカラーリングになっています。
26月下美人 BF TW PE SPは新テーパーTWSとPE専用ナロースプールのおかげでPEラインだけを使う場合は間違いなく性能が上です。
ただし、26月下美人 BF TW PE SPはナロー+浅溝スプールのためフロロラインを巻くだけのラインキャパシティがない点は注意です。
フロロラインも使いたいなら23SS AIR TW、PE専用でいいなら26月下美人 BF TW PE SPを選ぶといいでしょう。
26月下美人 BF TW PE SPに合わせる最適セッティング解説
26月下美人 BF TW PE SPの性能を最大限に高めるには合わせるロッドやラインも重要になります。
ロッドは0.8~2gを快適に使いたい場合はULクラス、1.5~5gを快適に使いたい場合はLクラスのベイトフィネスロッドを選びましょう。
ラインに関しては0.2~0.4号のPEラインを30~50m巻くことをおすすめします。アジングにはエステルラインもありますが、ベイトフィネスリールとの相性は悪いのでやめておきましょう。
相性最高!!堤防アジングなら「Crystar57BF/ANY」
アジングは時として0.5gジグヘッドなどの超軽量なリグを使うことがありますが、「Crystar57BF/ANY」は0.5~3gというアジングでメインになるリグをしっかりと重みを感じながらキャストできる性能を持っています。
また、「Crystar57BF/ANY」はスパイラルガイドを採用しており、キャストした先のジグ単を自由に細かく操作できる操作性と感度を持ち合わせています。
メバリングで使用する5g前後のライトルアーや、フロートリグ・ライトキャロといった釣りには向きませんが、ジグ単アジングをベイトフィネスでやりたい!!という人にはこれ以上ないロッドとなっています。
2gからのアジングやメバリングには「月下美人 MX 73ULB-T・J」
同じ月下美人シリーズの一つである「月下美人 MX 73ULB-T・J」もベイトフィネス初心者にかなりおすすめです。
「月下美人 MX 73ULB-T・J」は2~8gのルアーキャストに対応しており、レングスも7.3ftと長めのため足場の高い堤防やちょっとした磯場での釣りに最適です。
先に紹介した「Crystar57BF/ANY」が軽量ジグ単専用ロッドなのに対して、「月下美人 MX 73ULB-T・J」は幅広いフィネスな釣りに対応した一本となっています。
2g前後のジグ単はもちろん、5g前後のライトルアーを使ったメバリングや、水深の深いところの釣り、フロートやライトキャロを使った釣りなどにおすすめです。
26月下美人 BF TW PE SPは0.8gからキャスト可能といっても、アンダー1gはかなり慣れが必要で、初心者の場合はルアーの重みが感じられず、キャストが難しいという現実があります。
そのため、あえて2g前後のルアーからキャストできる「月下美人 MX 73ULB-T・J」から始めていき、慣れていくことで、アンダー1gにもチャレンジしていくことがおすすめです。
PEラインは「UVF月下美人デュラセンサー+Si2」がおすすめ!!
「UVF月下美人デュラセンサー+Si2」は0.15号から0.6号までラインナップされた、ライトソルト専用のPEラインとなります。
0.15号は3本編み、0.2~0.3号は4本編み、0.4~0.6号は8本編みになっており、カラーは桜ピンクという視認性の良いカラーとなります。
ライトソルトに必須な「視認性」「感度」「豊富な号数」をすべて備えており、糸巻き量も150mと200mがあります。
そして、「26月下美人 BF TW PE SP」に巻くときは50mまでにしたほうがいいのですが、「UVF月下美人デュラセンサー+Si2」は25m毎に黒のマーキングがあるため、50m分けにすることが非常に簡単です。
そういった点でも「UVF月下美人デュラセンサー+Si2」はまさに「26月下美人 BF TW PE SP」に最適なPEラインといっても過言ではないでしょう!!
深場や風の強い場面では「UVF 月下美人デュラヘビー×4+1+Si2」もおすすめ!!
「UVF 月下美人デュラヘビー×4+1+Si2」はシンキングPEラインというジャンルのPEラインとなっており、水中に沈むラインとなっています。
通常のPEラインは水に浮くため、風や波の影響を受けやすく、特にアジングにおいて重要なフォールに影響してしまうことがあり、エステルラインが主流になったのもラインが沈み、風や波の影響を受けにくく、感度が良いということが理由となっています。
ただ、26月下美人 BF TW PE SPにエステルラインを巻いてしまうと、バックラッシュ時にキンク(ラインが折れ曲がる)したり、そもそもドラグ性能がスピニングより弱いため、魚の急な引きに対応できずライン切れする恐れがあります。
そこで「UVF 月下美人デュラヘビー×4+1+Si2」にすることで、風や波の影響を受けにくく自然なフォールもできるため、アンダー1gのジグ単も快適に使えるというメリットがあります。
「UVF 月下美人デュラヘビー×4+1+Si2」は200m巻きで0.3~0.5号がラインナップされています。
ラインのカラーはホワイトピンクで視認性が良く、50mごとに黒のマーキングがされているため、26月下美人 BF TW PE SPに巻くときはマーキングに合わせてラインを切って使えば4回ラインを巻き替えることができるためお財布にもやさしいラインとなっています。
23SS AIR TWとの比較
23SS AIR TWと26月下美人 BF TW PE SPは以下の3点の違いがあります。
- スプールの違い
- TWSの違い
- デザインの違い
23SS AIR TWはフロロラインにも対応するため26月下美人 BF TW PE SPに比べてラインキャパシティが多くなっています。
TWS自体は両機種ともに対応していますが、26月下美人 BF TW PE SPは新テーパーのTWSになっており、より糸抜けが良くなっています。
23SS AIR TWは全体的に黒カラーとなっていますが、26月下美人 BF TW PE SPは黒とワインレッドが特徴的なカラーリングになっています。
26月下美人 BF TW PE SPは新テーパーTWSとPE専用ナロースプールのおかげでPEラインだけを使う場合は間違いなく性能が上です。
ただし、26月下美人 BF TW PE SPはナロー+浅溝スプールのためフロロラインを巻くだけのラインキャパシティがない点は注意です。
フロロラインも使いたいなら23SS AIR TW、PE専用でいいなら26月下美人 BF TW PE SPを選ぶといいでしょう。
まとめ:26月下美人 BF TW PE SPは最高峰のPE専用BFSリール
26月下美人 BF TW PE SPはアンダー1gのルアーキャストをより快適にキャストできるよう進化をした、他社製のベイトフィネスリールに比べても頭一つ抜けているリールといえます。
「ソルト」+「ベイトフィネスリール」の2つを合わせたリールが欲しいのであれば、間違いなく26月下美人 BF TW PE SPを選べば間違いありません。
ぜひ、今までにないキャストフィールを経験できる26月下美人 BF TW PE SPを使ってアジング・メバリングを楽しんでいきましょう!

