アンタレスDCMDと言えば2018年に発売され、いまだに売れ続ける素晴らしいベイトリールです。
そんなアンタレスDCMDが2023年に新しくなって登場することが決まりました!
今回は2023年に新しくなったアンタレスDCMDの情報と、前作の18アンタレスDCMDとの比較も紹介していきます。
23アンタレスDCMDが気になっている方は、ぜひ最後まで読んでください!
23アンタレスDCMDのスペックや特徴を紹介
23アンタレスDCMDは2023年2月に右ハンドル、4月に左ハンドルが発売されます。
そんな23アンタレスDCMDのスペックやは以下のようになっています。
スクロールできますSHIMANO アンタレスDCMD商品ぺージ
品番 ギア比 最大ドラグ力 自重 スプ―ル(径/幅) 糸巻量(ナイロン) 最大巻き上げ長 ハンドル長 ベアリング 夢屋ハンドルノブタイプ 夢屋ハンドルタイプ 本体価格 商品コード HG RIGHT 7.4 6kg 235g 38/21 14lb-145m
16lb-120m
20lb-100m88cm 45mm 11/1 A BH-1 84100 046000 HG LEFT 7.4 6kg 235g 38/21 88cm 046017 XG RIGHT 7.8 6kg 235g 38/21 93cm 046024 XG LEFT 7.8 6kg 235g 38/21 93cm 046031
また、23アンタレスDCMDで使われている技術特性は以下になります。
- ハガネ
- マイクロモジュールギア
- X-SHIP
- ハガネボディ
- マグナムライトスプ―ルスリー
- サイレントチューン
- 4×8DC MDチューン
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水OK
ブレーキはアンタレスDCMD特有のXBモードが搭載された4×8DC MDチューンとなっています。
XBモードは1~8段階の内、1~4が遠投モード、5~8ばビッグベイトや飛行姿勢の悪いルアー専用モードとなっています。
23アンタレスDCMDはスペックだけを見ると、18アンタレスDCMDとあまり違いはないように思えます。
ですが、かなりの違いがあることは間違いありません。
それでは早速18アンタレスDCMDから何が変わったのかを紹介していきます。
23アンタレスDCMDと18アンタレスDCMDの比較
それでは23アンタレスDCMDが前作と何が変わったのかを紹介していきます。
まずはスペック面で以下の項目が変わりました。
23アンタレスDCMD | 18アンタレスDCMD | |
---|---|---|
スプ―ル幅 | 21mm | 22mm |
スプールの種類 | マグナムライトスプール3 | – |
ベアリング数 | 11/1 | 10/1 |
ギア比の展開 | XGに加えてHGも追加 | XGのみ |
ブレーキシステム | NEW 4×8DC MDチューン | 4×8DC MDチューン |
これらの違いをもう少し詳しく解説していきます。
遠投+トラブルレス性能がアップした!
23アンタレスDCMDはナロースプールと新しいDCブレーキによって遠投+トラブルレス性能が向上していると予想されます。
その根拠は、商品ページの村田 基さんのインタビューに以下の記載があります。
今度のアンタレスDC MDは、DC史上で最も飛ぶリールと言われた16アンタレスDCを遥かに凌ぐ遠投性能に仕上がったと言ってもいい。20Lb×100mを収納する伝統の38mm径のままで低慣性化されたスプールを活かすのは、従来を遥かに凌ぐコントロール精度を備えたNew 4×8 DC MD TUNE。遠投性能、トラブルレス性ともにフラッグシップにふさわしい仕上がり。
SHIMANO アンタレスDCMD商品ページ
5年間で集めたデータをしっかりと反映させて、より素晴らしいブレーキに進化したようです。
23アンタレスDCMDは飛距離に期待できそうです!
巻き心地もアップ!
さらに、ギアやハンドルを支える軸に付くベアリングを2つに増やし、巻きごこちも良くなっていると考えられます。
これはすでに21アンタレスDCや22エクスセンスDCでも使われており、巻きごこちの違いをきちんと感じる部分なので、期待していいでしょう。
ノイズの無いシルキーな巻き心地に期待です!
軽いルアーのキャスト性能はあまり変わらない
23アンタレスDCMDはマグナムライトスプールスリーが入り、軽量化されていると予想されます。
そのため、軽いルアーがキャストできるようになることを期待している人もいますが、おそらく変わりません。
その理由は16アンタレスDCや17エクスセンスDCの例を見ればわかるからです。
それぞれのスプール重量は以下のようになっています。
機種 | スプール重量 |
---|---|
アンタレスDC | 16年モデル:18.3g 21年モデル:17g |
エクスセンスDC | 17年モデル:18.5g 22年モデル:17g |
このようにスプールはどちらも1.5g前後の軽量化にとどまっています。
18アンタレスDCMDのスプール重量は18.8gなのでおそらく23アンタレスDCMDのスプール重量は17.5g前後ではないかと予想されます。
そのため、軽いルアーのキャストは多少良くなるが、劇的に良くなることはないでしょう。
軽いルアーのキャストがしやすい!とはならなさそうですね。
23アンタレスDCMDはどんな人におすすめ?
23アンタレスDCMDは以下の人におすすめです。
- 18アンタレスDCMDより飛ばせるリールが欲しい
- 中・重量級のルアーがメインでビッグベイトやジャイアントベイトもキャストしたい
- 最新のDCベイトリールがほしい
特に、23アンタレスDCMDは遠投性能をかなりアピールしているので、その点を期待している人にはおすすめでしょう。
逆に飛距離はそこまでいらないという人は1~2万円安くなるであろう18アンタレスDCMDがおすすめです。
18アンタレスDCMDも素晴らしいリールですよ!
23アンタレスDCMDに合わせるベイトロッドは?
23アンタレスDCMDが使いやすいのは30g(約1oz)前後から90g(約3oz)の間です。
そのため、バスロッドであればXH前後、ソルトであればMH以上がおすすめです。
個人的にはバスロッドはXH、ソルトはHがおすすめです!
23アンタレスDCMDまとめ
23アンタレスDCMDは18アンタレスDCMDに比べ、遠投・トラブルレス性能が上がったようです。
より遠くにルアーを届けるように進化した23アンタレスDCMDは2023年2月(左ハンドルは4月)に発売です!
各店舗で予約は始まっているので、気になる方はぜひ予約して届くのを待ってみてはいかがでしょうか!